恋が始まる「ドキドキ」

恋愛心理学
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「ドキドキ」で恋が始まることが多い。「ドキドキ」を狙うと告白成功確率がアップ。そんな「ドキドキ効果」を解説。

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ドキドキって

人間は様々な状況でドキドキすることがあります。

  1. 興奮や緊張: 新しい経験や挑戦、または重要なイベントや状況に直面したとき、興奮や緊張がドキドキを引き起こすことがあります。これは、身体が新しい状況に適応しようとする反応です。
  2. 恋愛やロマンス: 恋愛やロマンスの要素が絡む場合、ドキドキは期待や不安、愛情や興奮の感情の表れとして現れることがあります。他者との関係が深まる瞬間や、特別な瞬間などに強く感じられることがあります。
  3. 好奇心や期待: 新しいことに興味を持ち、期待感を抱くときにもドキドキを感じることがあります。未知のことに挑戦するときや、驚きや興奮を含む新しい出来事が起きると、心が高まる感覚が生まれることがあります。
  4. 危険や怖さ: 一部の場合では、危険や恐怖に直面したときにもドキドキが起こることがあります。身の危険を感じたり、不安な状況に置かれたりすると、身体が緊張し、心臓の鼓動が速くなるなどの反応が生じることがあります。
  5. 興奮や快感: 好きなアクティビティを行うときや、楽しい体験をするときにも、ドキドキを感じることがあります。スリルを求めたり、楽しい刺激を受けたりすることで、心身が高揚し、ドキドキが生じることがあります。

複数あるこのドキドキを恋のドキドキに勘違いしてもらう、というのか今回の記事です。

ドキドキを勘違い

「恋をするとドキドキする」と言われています。意中の相手を前にすると、脈拍や心拍数が上がっていつもりもテンションが高い状態になるのです。

いわゆる興奮状態(エキサイティング)です。しかし、ドキドキには逆もあります。

ドキドキする状況にいることで、相手の好意や恋愛感情のドキドキと勘違いし恋に落ちてしまうことがあるのです。

運動のドキドキ

例えばジョギング。心拍数や脈拍が上がります。そんな時に声を掛けられたらどうなるのか。

ポチ
ポチ

今度二人で遊びに行かない?

タマ
タマ

え…(やばい、私ドキドキしてる…これって恋?)

こんな感じです。このドキドキは運動後だからです。しかし女性は、運動のドキドキと恋のドキドキを勘違いしているわけです。

つり橋効果

有名な実験「つり橋効果」です。

つり橋効果は、心理学の理論の一つで、恋愛やロマンスに関する興味深い現象を説明します。この効果は、人々が恋愛やロマンスにおいて、高所恐怖症橋効果のような身体的興奮や緊張を感じる状況にあるときに、恋愛感情が強化されるというものです。

例えば、高い橋を渡る際に、身体が緊張し、心臓が高鳴るような状況で、そばに異性がいた場合、その異性に対する感情が強化されることが観察されます。このような効果は、身体的な興奮が恋愛感情と結びつき、その異性に対する興味や魅力を増大させると考えられます。

恋愛事情において、つり橋効果は興味深い現象として説明されます。例えば、初対面の異性とのデートや、新しい恋愛関係の発展初期には、緊張や興奮が高まりやすい状況です。このような状況で恋愛感情が芽生えると、その異性に対する興味や魅力が強化され、相互の関係が深まることがあります。

さらに、心理学の実験では、心理的な興奮を引き起こす方法や、その興奮が感情や行動に与える影響についても研究されています。これらの研究は、つり橋効果が人間の恋愛行動にどのように影響を与えるかを理解する上で重要な示唆を与えています。

タマ
タマ

カンタンに言うと、つり橋で緊張させてその興奮状態がある状況だと、男女がペアになりやすいということ。

男女の実験も実証されています。

高さ3メートルの固定橋と高さ100メートルのつり橋、二手に分かれて男性に渡ってもらいます。橋の途中で女性からアンケートを受けてもらいます。この時女性は男性に、連絡先を渡します。その結果、後日女性に連絡をしたのは圧倒的に「高さ100メートルのつり橋」でアンケートを受けた男性が多かったのです。

錯誤帰属

なぜこのようにドキドキを勘違いしてしまうのか?それは人間の脳が影響しています。

錯誤帰属(さくごきぞく)は、他人の行動や特性を説明する際に、原因を誤って特定する心理現象です。つまり、人々はしばしば他人の行動を解釈する際に、状況よりもその人の性格や個性に原因を帰属しようとする傾向があります。

具体的な例を挙げると、ある人が怒っている場面を見たとします。錯誤帰属をした場合、その人が怒っているのは彼の性格がそうであるからだと思い込みます。しかし実際には、その人が怒っているのは疲れていたり、ストレスが溜まっていたり、あるいは彼が不快な状況に置かれていたからかもしれません。このように、状況や外部要因を無視して、人の性格や個性に原因を帰属するのが錯誤帰属です。

錯誤帰属は、人々が他者を理解しようとする際に起こりやすい誤解であり、コミュニケーションや人間関係に影響を与えることがあります。この誤解を避けるためには、状況や背景を考慮し、客観的な視点から他人の行動を見ることが重要です。

実践例

タマ
タマ

あーこれから壇上に上がって話さなきゃならない…ドキドキするなぁ…

ポチ
ポチ

大丈夫!〇〇さんならきっとうまくいくよ!俺が見守っているから!

タマ
タマ

(頼もしい… なんかドキドキする…)

タマ
タマ

朝のランニング終了ー ハァハァ…疲れた…

ポチ
ポチ

〇〇さん、こんな時に言うのも何だけど… 今日の夜空いてる? 二人で遊びに行かない?

タマ
タマ

(え… なんかドキドキする… アタシ意識しているのかな…)

その他
  • 好意を持っている人との交流: 自分が好意を持っている人との交流や接近によっても、ドキドキが生じます。このドキドキを相手への恋愛感情だと勘違いしてしまうことがあります。たとえば、好きな人とのデートや会話での緊張が、彼や彼女への恋心だと思い込んでしまうことがあります。
  • 特別なイベントやプレゼントの用意: 誕生日や記念日など、特別なイベントの準備やプレゼントの用意をする際にも、興奮や緊張がドキドキをもたらします。このドキドキを恋愛感情だと勘違いして、相手に対する特別な気持ちだと感じてしまうことがあります。
  • 共通の趣味や活動への参加: 共通の趣味や活動に参加することで、新しい人との交流や経験が生まれます。この中で感じる興奮や緊張を恋愛感情だと勘違いしてしまうことがあります。たとえば、同じ趣味のグループに参加して新しい友達を作る際に、その友情のドキドキを恋の気持ちだと勘違いすることがあります。

これらの状況では、興奮や緊張によって生じるドキドキを恋愛感情と間違って解釈してしまうことがあります。実際にはその興奮や緊張は、友情や親交の深まりなど、恋愛以外の要因によって引き起こされることもあります。

まとめ

  • ドキドキは錯誤帰属がある
  • ドキドキは会話のチャンス
  • ドキドキする状況で告白
  • 脳はあやふや
  • 脳はシチュエーションに踊らされる

運動後・緊張する場・恐怖体験できる場所・キレイな景色など、女性と近づくチャンスかもしれません。

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