「本当にこの人と結婚していいの?」「結婚して後悔しない?」「失敗したくない」等、結婚前にしっかりと知っておきたいアレコレです。
また、既に離婚された方は「こうすれば良かったんだ」「もし次があるなら離婚したくない」のように活用することも出来ます。
今回は、結婚カウンセラーとして活躍している「石井希尚」さんの書かれた「この人と結婚していいの?」を参考に、主の個人的な意見も含めて解説していきます。
今回は序章~性(夜の営み)についてです。
日本の離婚数
日本では毎年20万組前後の夫婦が離婚しています(令和2年調べ)
少子化の影響もありますが、ピークは2000年過ぎ、30万組近くの夫婦が離婚していました。
めちゃめちゃ多いです。そしてなぜこうなるかというと、結婚前にしっかりと相手の価値観や男女の違いを理解せずに「勢い」で結婚しているからなのです。
たしかに「結婚は勢いだ」と言われた時期もありました。そして昔は「亭主関白」「世間体」「普通」を気にするあまり、結婚数に対して離婚数は少なかったのです。どちらかが我慢していたのでしょう。
しかしここ二十数年は「個人の尊重・キャリアウーマン・一人の人生・ネット情報」などの影響から、離婚に踏み込むカップルが増えてきました。勢いで我慢するくらいなら、恥も外聞も捨てて離婚を選ぶ・自分の人生を全うする。そんな感じですね。
離婚の原因
実際の離婚の原因をあげていきます。
トップは「性格の不一致」です。やはりどちらかが我慢することになっているのでしょう。
他には「異性問題」「暴力・お酒」「価値観」「浪費・生活費」「親族問題」などがあります。
でも、100%性格や価値観の合う理想的な人を探していたら一生結婚出来ない気がするけど…
その通り。そもそも100%自分に合う人など、この世の中に存在しない。だから結婚する時に大切なのは、相手と自分は価値観や性格の違う人間なのだと理解することが必要。
なるほど…
なので相手に理想を求めるのではなく、自分が相手の理想的な人になること。これが出来ないのなら結婚の資格は無いと言っても良い。
ここからは解説。結婚前に知っておきたいこと・男女の違いなども知る事で、結婚を大成功させることが出来るかもしれません。それではいってみましょう。
性生活の不一致
まずは先程もあげた性生活の不一致を深掘りします。
離婚の原因として必ず上位に入っているのが「性生活の不一致」です。小さな問題に思えるかもしれないが、ある意味かなり重要と言えます。浮気・不倫にも繋がりますから。
夜の営みが満足出来れば、その他の問題も乗り越える事が出来るかもしれないからです。
たしかに…小さな言い合いがあったとしても、性行為をすれば仲直りするような気がする…
でしょ。
なので、まずは相手としっかりと性行為の話をしておくこと。将来子供が何人欲しいのか・性行為の回数・互いの性癖なんかもしっかりと共有しておくのが大事です。
変な意味ではないのですが…性癖なんかを隠したり、少しカッコつけて希望回数をごまかしたりすると、結婚してからおかしなことになるわけです。結婚を永久と考えるならば、ある程度のカミングアウトは必要なのではないでしょうか。
特に女性は男性に比べて性行為の数は「月に一回でいい」と言う人も居たりします。男性にとってみれば、一回ではとても満足出来ない事でしょう。
ムリムリ! 最低一か月に十回は!
まぁ、そうなるよね。女性にしてみれば驚くかもしれないけど、この溢れんばかりの性欲があるから男性は日常や仕事が頑張れるとも言う。
性欲バンザーイ! 働きません! ヤルまでは!
と、そういう箇所も女性に理解してもらう事が大切です。
この理解、非常に重要です。というのは、男女共に性欲の強さは個人差があるし、何より性行為を相手から拒否されるとかなり自信を失ってしまうからです。
いやぁ… 断られたら… もう立ち直れません…
男であれば「自分は何の為に働いているんだろう…この性欲をどこに向ければいいんだろう…」となりますし、そこからセックスレスになり不倫・浮気にへと繋がっていきます。よくある離婚パターンへと発展していきます。
浮気や不倫は、この「性生活の不一致」から生まれる事が多いのです。
特に男性は、物理的に溜まったら出したい生き物。それを女性は理解しておくことが必要です。性生活で満足することは結婚生活を維持するために必須なことなのです。
なので結婚前には必ず性の話をしておくことをオススメします。
今回はここまでです。
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