繊細・敏感過ぎる人の特徴①

一般心理学
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今回は繊細・敏感過ぎる人の特徴について その1です。

タマ
タマ

主も小さい頃から「気づきやすい」「周りの目線が気になる」「とにかく細かな事を気にしてしまう」「パニックを起こしやすい」といった性格でした。繊細・敏感過ぎる人の特徴をお話したいと思います。

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言い表せない

繊細・敏感過ぎる人の特徴の一つに「感情・感覚・イメージ・直感」などをたくさん感じるのに、それをうまく言い表せないというのがあります。

これは脳のシステムが大きく関係していいます。言語機能は通常、左脳の前頭葉にあり、感覚情報を概念化したり抽象化して言葉に変換し、外に出すシステムです。

一方、脳には現在の情報を過去の情報と瞬時に照らし合わせて、自分いとって危険か有害かを判断し、神経を反射的に反応させる扁桃体(へんとうたい)システムがあります。

繊細さん敏感さん(HSP)は、感情・感覚・イメージ・直感などの感覚情報が豊か過ぎることや、扁桃体システムが協力過ぎてブレーキがかかりやすいために、スムーズに言語化できなことが多いのです。

その結果、行き場を失った思考や感情がどんどんたまり、まとまらなくなってしまいます。

ポイント

扁桃体は防御システムでもあります。本来であれば、危険を回避するのに使われます(野生のネズミの逃げ足が速いのはコレ) 人間は「危険」だよと脳が判断しますが、「逃げる」という環境下にない為、その場で思考が停止するのです。生きる為のシステムとも言えます。

パニックを起こしやすい

日常で例えるなら、腸内で発生したガスが吸収かされずにたまり、ガス抜きが出来ない状態です。

たまりにたまった思考や感情や感覚は、限界を超えるとコントロールできずに外に漏れだしてしまいます。

それを抑えようと格闘し、ヘトヘトにつかれてしまいます。

行き場を失った思考や感情や感覚、さらにはイメージや直感までも脳を駆け巡り、危険や有害を察知した扁桃体システムが警告を鳴らし続けることになり、フリーズしたりパニックを起こしたりするのです。

経験談

タマ
タマ

主幼少期の話をします。

小学校の授業。壇上で書くとか話すとかが、とにかくキライだった。

「注目を集めたくない」という気持ちが大きかった。問題をといてもらう為に先生が誰かに指名する。「あたるな・あたるな」と念じていた。

答えがわかっていても、なぜかいう事が出来なかった。表現することが出来なかったのだろう。

「自分はこのままでいいんだ」という絶対的な安心感を得られることはなかった。

その後は、一人で考えたり、一人で想像したりすることが多かった気がする。また、周りの友達の目が気になり出し、人の立場で考え行動するようになった。考えすぎるようになったとも言います。

それまで自分であまり意識する事のなかった家庭環境や、過去の経験などが「何かおかしい」、自分は周りと「何か違う」と自分の事が気になりだし、「周りと同じにしなければ」といった焦りやプレッシャーを感じるようになった。

今思い返せば、「自分は自分」という考えがあれば良かったかなと思います。小学校もそうだったけど、中学校・高校も同じ感じだった。周りに合わせることはないのです。気にすることもないのです。今後、学生のテクニックもちょっとずつ書いていきますね。

特徴のまとめ

  • 発想がゆたか
  • いろいろな事を考えられる
  • いろいろな表現も出来る
  • いろいろな直感が生まれる
  • 人もいろいろな目線で見れる・感じれる
  • 様々な刺激に敏感である
  • が、表現は出来ない
ポチ
ポチ

なんかさ、繊細・敏感な人って「優秀」なんじゃない?

タマ
タマ

そうだよ。直感とか五感が優れているんだ。だけど、それを表現出来ないんだよ。

表現出来ないかわりにパニック・フリーズを起こす。もったいない。

ポチ
ポチ

自分のそんな感じがあったなぁ…

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