反応しない練習

一般心理学
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タマ
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アンテナが強すぎて色々反応してしまう人がいます。逆に気付きが多いとも言えますが、その気付きによって様々な弊害も出てきてしまいます。今回はその反応回数を減らす、「反応しない練習」をお伝えします。

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悩みは心の反応から生まれる

✔️レジで並んでいて前の人の行動にイライラする。会社で周りのちょっとした発言にイライラする。誰しもがある。人間は目の前の事に対して反応するようになっている。そして、反応しながら生きて更に損するようになっている。

✔️人間の悩みは2000年前から変わっていない。人間関係を主とし、目の前のすれ違いから苦労する。きっと100年後もパートナー・職場・友人関係で悩んでいる。

✔️会社での発言にイラッとする、友人とのやり取りにイライラする。その結果、言い争いをして時間もエネルギーも無駄に浪費したことになる。対処法として反応しないというのをオススメする。相手に反応せず、ただ黙ってじっとしていれば事は何も起きない。無駄な時間もエネルギーも消費しない。

✔️目の前に発生した状況に対して、勝手に「悪意」と自分が判断して怒りやすとれすを自分で作り出す。全ての悩みや怒りは現象から生まれてくるのではなく、自分の心の反応によって生まれている。

✔️前提として、自分の心は快感を求めている。そして自分にとって都合の悪いものは「悪意」と判断する。なので日常で嫌なことがあると、相手の事情を全て無視して「自分にとって都合の悪い相手は悪者だ」と決めつける。

️⭕️反応したところで意味の無いことがわかっている人は怒らない。沈黙は金・雄弁は銀。口は災いの元。何も語らないことは、時として何も言わないことよりも大切である。

タマ
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意味のないコト・自分にとって大して関係ないことでも自分事にしてしまう人がいます。悪意でも何でもないのです。ただの出来事なんです。それらに反応する必要はないのです。気にしない精神で生きていきましょう。

ほとんどの事はどうでもいいこと

✔️世の中の情報はどうでもいい事だらけなので善し悪しの判断をすべきではない。たまに見かける〇〇ニュースに対してのコメント。芸能人の不倫や失態・YouTuberの失敗に口出しのコメント。誰かが逮捕されたなど、どうでもいい。そんな事に反応しても自分の人生は何も変わらない。にも関わらず、人はいちいち反応してわざわざ判断しようとする。

✔️あいつ好き・嫌い・良い・悪い・正しい・正しくない。それをしてどーする?なにか自分の人生が変わるのか?いや、変わらない。しかもそれがただの妄想でなる場合が多い。日常で起きた「イラッ」とした事は、ホントどーでもいい事。

✔️人間は決めつけたり思い込んだり判断することが快感。コメント欄・リプ・返信、まるで自分が神様にでもなったかのように上から目線コメント。同意・イイネが多数着いた日には快感極まりない。どこかの社長になったかのように芸能人をこき下ろす事が出来る。分かったフリをして判断するのは気持ちがいいわけだ。

✔️残念ながそれをしたところで、自分の人生は1mmも前進していない。沢山のエネルギーと時間を消費しただけ。

️⭕️反応するのがいかに無駄だということが分かる。周りにいないか?やたらのトレンドに反応する奴。

タマ
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それって自分に関係があること?ニュースやエックスにコメントしないといけない?いいねをしないといけない?自分が関わっていないのにナゼか人間は自分の正義を主張します。自分が正しい・自分が優れている・この人の事は間違っている。で、それが何になるのでしょうか?反応する機会を自分で増やしているだけではないでしょうか?ホントどうでもいいことです。自分でイライラの根源を作っているとも言えます。もう一回。どうでもいいことばかりです。

反応する基準を見極める

✔️自分の人生にとってプラスになるなら反応する。プラスにならないなら反応しない。

✔️旅行にいって文献を広めるとか、勉強や仕事の効率が上がるという情報を見るなど。芸能人がどうだの今日たまたま出会ったあいつがムカつくだの、まったくプラスにならない事には反応しない。もちろん人によって何が有益で何が有益じゃないは変わってくるが、大元は基本一緒。

✔️何でもかんでも反応すると、判断疲れを起こしてしまう。洋服で迷ったり引越しで悩んだりしてると時間も体力も精神もまいってしまう。判断すると人間歯疲れてしまう。1日のエネルギーは限られている。大切な事以外は無視で良い。

⭕️世の中の出来事は、ほとんどがどうでも良いこと。エネルギーを余計なことに使わないようにすること。

タマ
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有益なことだけに反応する。意見ではなく好きなことに反応する。出来ていそうで出来ていないのがコレです。反応する前に少し時間をとると良いです。考えてから反応するしないを決めましょう。

反応しそうになったら客観視

✔️世の中のほとんどの事は反応しなくてもいい。しかし頭で分かっていても実際に反応してしまう事がある。店員の態度・職場での相手からの発言・SNSでの返信など。どうでもいい事だと分かっていてもついつい反応しがちに。なので必要なのが「客観視」

✔️イメージは「もう1人の自分で自分を見る」という感じ。「あーアタシ反応してんじゃね? ・俺やってんなぁー」と冷静に自分を見ること。イライラしそうになったら、「イライラしている事に気づいている」と心の中で唱える感じが良い。

✔️そうすると「自分は今反応してるな」と気付く事が出来る。気付く事が出来たら「これって人生にプラスなんだ」と考えられる。有益じゃないなら反応しなくて良い。無視。

✔️他にも白紙に自分の気持ちを書きなぐるのも良い。気持ちが整理される。自分の考えというのは、頭の中だけだと酷い妄想になりがち。書いているうちに自分がどうでもいい事に悩んでいる、というのが理解出来る事が多い。

✔️アンガーマネジメントでは深呼吸して6秒待つ、なども効果的と言われている。突発的な怒りは6秒しか続かない事が心理的にわかっている。️

⭕️もし無駄な事に反応しそうになっていたら、いちど冷静になって反応するのをやめると良い。相手に悪口を言う自由があるように、それを無視する自由もあるのだから。

タマ
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サッカーでいう上空目線。鳥の目線。またはもう一人の自分で自分を見る、ということです。あ~自分やってんなぁ…反応しちゃっているなぁ…イライラしてんなぁ…と、自分をチェックする気持ちを持ちましょう。意外と「あれ?なんでこんなことに反応しているんだ?」と気づくこともあります。反応するのも自分であれば落ち着かせるのも自分ですね。

まとめ

  • 悩みは心の反応から生まれる
  • ほとんどの事はどうでもいいこと
  • 反応する基準を見極める
  • 反応しそうになったら客観視
タマ
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余計な反応は疲れます。そして余計な悩みを生みます。そうなのであれば反応材料を減らせば良いのです。逆に無駄な反応を減らすと時間に余裕が生まれます。そうなると自分の好きな事にもっと費やすことが出来ます。もっと自由が手に入ります。さて、それでも反応し続けますか?

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