世界で一番難しいと言われている日本語。
その日本語が難し理由のひとつに「同音」があります。
今回のお話は「いいです」。 何のことでしょうかね?
「それでいいですか?」いらないってことですか?
「それでいいです。」OKってことですか? どっち?
日本語はむずかしい
世界で最もムズカシイと言われている日本語。ひらがな・カタカナ・漢字に和製英語。
ついでに街の店の看板には英語やフランス語にドイツ語。一体何なんでしょうね。
ちなみにですが、世界の言葉は「全て日本語」で表す事が出来ます。
ニーハオ・カムサハニムダ・オブリガード・アイラブユー・ナマステなどなど、すべて「カタカナ表記」出来るのです。優秀ですね。
なおさら難しいと言われるのがちょっとわかります。
また、日本人は「モノマネが上手い」と言われます。
「英語は世界語」なんて言われてますが、すべて日本語で記せるなら日本語が世界語でもいいのかもしれませんね。
あぁ…すばらしい日本語。
いいです
コンビニで「お弁当温めますか?」と聞かれたら何と言いますか? 「はい」or「いいです」ぐらいですよね?
この「いいです」が問題です。
先日カタコトの日本語を話している外国人の方がレジをしていて、「アタタメマスカ?」と言われたので「いいです」と返したら、普通にレンジに入れられました。
店員の方は「レンジで温めてもいいです」→「温めてもよいです」と判断したのでしょう。決して間違ってはいません。
ここでは「いらないです」と返すのが正解だったみたいですね。
このあやふやなフレーズ・意味合いが、日本語が難しいとされている原因のひとつでもあります。英語だと yes またはno thank you ですもんね。ハッキリしてます。
あぁ…恐ろしや日本語。
愛してる
余談となりますが、英語で「愛してる」は I love you ですね。
意味は「私はあなたを愛してる」ですね。
しかし、日本人の男性の意味なら「僕はキミを愛してるよ」です。女性なら「私はアナタを愛してるわ」と、男女で表現が違ってきます。
英語のI love you の英語の意味はI love you 以外ないのです。誰が言ってもそのままです。
日本語は年齢によったり、地区によったり、地域によって違う事が多々あります。語尾を強める弱める表現も違います。(愛してるわ・愛してるよ・愛してるぜ・愛してるんだって!)
あぁ…面倒な日本語。
すいません
もっとも恐ろしい日本語がコレ。 「すいません」
日本人の最強とも言われる区別のつかない言葉、それが「すいません」です。
外国の方に聞くと、「なんでいつも謝ってるの?」と言われる。そりゃそうです。「失礼します」と「すみません」がゴチャゴチャになっているからだ。そもそも正しくは「すみません」なのに、いつのまにやら「すいません」に変化。
その「すいません」が「ごめんなさい」と混ざっているから大変です。
言葉が変化するだけならまだしも、意味が変わっていることが問題。なので、自分が言われた「すいません」が「ごめんなさい の すいません」なのか「失礼します の すいません」なのか区別がつかない。
人混みを急いで進まないとダメな時、「すいません、すいません」と言いながら前へ前へ進む。これは「失礼します50% と ごめんなさい50%」ぐらいで使用しているのだろうか?
エレベーターに滑り込みで乗れるか乗れないか、ギリギリのタイミング。中にいる人が「開ボタン」を押して乗れた時に言う言葉は「すいません」 これは「ありがとう50% と ギリギリで迷惑かけてすいません50%」ぐらいで使用しているのだろうか?
あぁ…厄介な日本語。
まとめ =「ありがとう」
日本語の曖昧な原因は「ありがとう」が言えないから、こんなことになったのです。
日本人は「ありがとう」が下手だと言われています(恥ずかしいとも言う)
コンビニで商品受け取ったら、すいませんじゃなく「ありがとう」 道を教えてもらったら・席を譲ってもらったら、すいませんじゃなく「ありがとう」 エレベーター、ギリギリ乗れるようにしてくれた人に「ありがとう」と言う。
つまり「ありがとう」に言い慣れてない・いうのが恥ずかしいといった理由から、一番ラクチンな「すいません」が発生しているのです。
なかなか困ったもんですね、日本人は。
ということで、すいません。今日の話はこんな感じです、すいません。