気づかないって幸せだと思う。

コラム・日常
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こんにちは。タマ(@tamapurablog)です。 今回は〈日常記事〉です。

みなさんの会社にもいませんか?「気づかない人」 空気を読まず、考えた発言もせず、自分のコトが噂されているのに全く気付かない。というか、信頼されていないから誰からも情報が入ってこない。結果「自分が悪く言われていることに気付かない」 気付かないから自分の言っている事は正しいと思い続ける人。

過去からもあったのですが特別ひどい光景を目にし、心の中で特に強く「この人、なんて幸せなんだろう…」と思った出来事がありましたので記事にします。

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気づかない人間

会社での出来事です。

とある高齢の上司がいます。少しその上司を紹介するとこんな感じです。

  • 気合・根性大好き
  • いわゆる昔の人
  • 過去にひどいパワハラ
  • 何人もやめさせた
  • 自分の考えが正解
  • 意見を聞いても結局却下する
  • 好き嫌いがハッキリしている
  • 好きな人をとことんかわいがる
  • 嫌いな人を簡単に落とす
  • 過去の過ちを認めない
  • 恨まれている事に気付かない
  • 好かれていない事に気付かない
  • むしろ好かれていると思っている
  • 自分には正しい情報が集まっている
  • 裏で「気づかない人」と呼ばれている
  • 結局、昔と変わっていない

こんなカンジでしょうか。

もうお気づきですね。そうです。好かれていないのに好かれていると思っている「勘違い上司」です。そして「わがまま」「好き嫌い」など多数揃っています。

ただの老害・窓際社員ならまだいいのですが、よりによって上司なのです。経営陣にも正確な情報が届いていない状況です。

以下は本日のあった事です。

自分は好かれている

上司「今の時代は何やってもハラスメントだからなー 下手な事言えないよ」

と、大きめの声で「冗談」と思いながら発言したのでしょう。しかし…

(私を含め周りに居た過去を知っている数名と目が合う)

(苦笑いしながら、話を上司に合わせるようなカンジで)

「そうですね。難しい時代ですね」と仕方なく同意したかのように発言する。すると…

上司「多少きつく言わないとスタッフも動かないし。こちらとしても言いにくくなるよね」

(いや、アナタ過去にした事を反省しろよ)

続けて上司は言います。

上司「俺も昔いろいろやったけど、みんながついてきてくれて助かるわー」

(いや、誰もアナタについていっていない)

(昔も今も変わっていない)

とまぁ、気付かないが故の発言を連発します。 

私は思いました。

この人なんてすごいのだろう…未だに自分が嫌われていると思っていない。むしろ好かれていると思っている。過去に自分がやってきた行為を笑いながら言う。それが周りに冗談交じりの笑いになると思っている。なんて幸せな人なんだろうと思った。

気づかない=幸せだったんだ

過去にその上司の行動で、こんな事件も発生しました。

成績の上がらないスタッフを呼び出し、自分の机の前で叱責を開始。それもとんでもないレベルで。言われているスタッフは顔面蒼白、それに気づく素振りも見せない上司。叱るのが終わってそのスタッフが帰ると「なんであいつ実績出せないのに役職ついてるんだ?」と。

そのスタッフは自分の持ち場に帰りましたが、次の日会社に来ませんでした。会社に来ないだけならまだしも、自宅を飛び出し行方不明になってしまったのです。

数日後になんとか発見されましたが即入院。本人から話を聞くと、その上司と話したくないのはもちろん、顔も見たくない・同じ空気を吸いたくないとのこと。

現在なら労基ひっかかりまくり・余裕の訴訟案件です。

なんとかそのスタッフは部署を変えたり時間を要して何とか復帰しました。

そう。そんな事があったのに今日、たまたまそのスタッフが上司の部署のフロアに来た時、

上司「確かに俺は厳しかったけど、昔も楽しく仕事してたよな?」

と、当時自分が散々痛みつけたスタッフに向かって言ったのです。

あまりにも空気が読めない発言だったので、私は思わず口に出しました。

『いやいやいや、二度と一緒に働きたくないよね?あはは』

と、上司と仕打ちを受けたスタッフに向けて大きめの声で言いました。上司には冗談に取られるなと思いながら、その仕打ちを受けたスタッフには「これが本音だよね?」と伝わるように。そして、

上司「あーヒドイなぁ。 そんなことないよなー?」

とニヤニヤしながら上司は言いました。

終わってんな、コイツ。ストレートにそう思ったのと同時に幸せだなコイツ、と思いました。

思う事

話が終わってそのスタッフの帰り際にそっと近づいて話かけました。「気づかないって幸せだよね?」と。

そのスタッフは言いました。「ホントそうです。やった側は笑い話にしても、やられた側は一生忘れませんよ」と。

その上司に対しては前から色々と思っていた。経営陣が巡回に来た時にその話をしたが相手にされなかった。問題にしたくなかったのだろう。

何度も何度も会社に言っている「定期的な無記名アンケート」 未だに採用されない。この先も変わらないだろう。

今回思った事は、やはり「気づかないって幸せ」ということ。そして守りたいものがあっても、大きな組織はもみ消されるということ。

会社ってそんなもんだと思う。

※現在ワタシはある程度のポジションにいます。結構な数の部下がいます。自分の部下が傷つけられたらガンガンやり返しにいって事実を突きつけます。その効果か幸いなことにワタシの部下にはおかしな行動をする社員・上司はいません。

イジメや鬱を経験したワタシなので、とにかく守れる部下は守るというのが信念です。もちろん守れる範囲はあります。自分が上に行けば守れる範囲は広がります。もっと守れる範囲を広めたい。それが働く理由のひとつでもあります。

しかし、他の部署ではまだ似たような事が起きているとも聞きます。部署が違うので内容もわからず手出し出来ません。

もっと同志が増えれば。もっと上の立場になれれば。経営者ではないので簡単に組織は変えられません。もどかしさもありながらサラリーマンという現実にしがみつきながら。

そんな繰り返しの日々が続くと思うけど、自分の力で変えられる事をもっと増やしたい。そんなコトを考えた一日でした。

以上、おわり。

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