自分に常につきまとうもう一つの存在。その不思議な存在について語ります。
あー今日もダイエットの運動しなきゃなぁ・・
めんどくさいなぁ・・
こりゃ、三日坊主になるな・・・
続けて続けて体を慣らさんと成果出ないぞ?
そんなこといっても、毎日やるのが苦痛になっちゃう・・・
うん。「そう」させているのは何だと思う?
というのが今回のお話。
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私は誰 習慣
私はいつもあなたのそばにいる。 一番頼りになる助けでもあれば、大変厄介者でもある
後押しもすれば、足を引っ張ってしくじらせもする
私はあなたの命令次第
半分だけやって任せれば、私は残りを手早く正確に片づけてしまう
私の扱いは簡単 念押しは不要
何をしたいか見せてくれれば、少しの練習であとは自動的だ
私は全ての偉人の人物の僕(しもべ)
そしてなんたることか、すべてのしくじりの主人
偉大な人が偉大になったのは私のおかげ
私は機械ではないが、機械のような正確さと人の知性によって動く
私を動かして利益を得る事も出来れば、破壊を招くことも出来る
私にはそれは関係ない
私を利用して訓練し、しっかり働かせなさい
そうすれば、この世を足元に従える事さえ出来る
しかし、甘やかせばあなたを滅ぼす
私は誰か?
私は習慣
詩:ベンジャミン・フランクリン作
これは、ベンジャミン・クランクリン作の詩です。 私は誰?という問いの答えが「習慣」であるという内容の詩になっております。
たくさんの人にあてはまる内容ではないでしょうか? ちょっと詳しく見てみましょう。
毎日の決まった動作
皆さんは朝起きたら何をしますか?「歯を磨いて」「顔を洗って」最低限の身だしなみを整えるはずです。休日でない限り、毎日必ず実行しているはずです。
確かに人目につくから、という理由もあって実行するでしょう。
しかし、その毎日の動作。「今日は歯を磨きたくない!」と思っている人はいるでしょうか?今日は「歯を磨くのが苦痛過ぎる!」と感じる人はいるでしょうか?
なかなか居ないですよね? それが「習慣」です。
習慣:
日常の決まりきった行いのこと。長い間そうすることによって、そうすることがあたかも決まりのようななったこと。
反復によって習得し、少ない心的努力で繰り返せる固定した行動のこと。
「習慣」ウィキペディアより
意識しなくても勝手に行動するってことかな。
そうだね。自分で「やろう」とか意識しなくても勝手に動き始める。足が向かい始め、手が行動を開始する。脳は「それをやろう」とは意識していない状態。
そうなったら無敵だ! ダイエット・筋トレも意識しないで出来ちゃうじゃん!
よし何でも習慣にしよう!
そう簡単にいかないんだよなぁ・・これが。
なぜ習慣化出来ないか?
あーだめだ・・腹筋を毎日30回やろうと思ったけど
途中でやめちゃった・・・
うん。それが普通
あんなに心に決めたのに、なんか面倒になっちゃった。
ちょっと習慣化するまでの流れを説明するね。
↓カンタンに説明するとこんな感じです。
①は無意識・無行動 → 何もやろうとしてないし、何も行動していない状態。
②は有意識・無行動 → 何かをやろうとした・何かを知った、けどまだ行動していない。
③は有意識・有行動 → 何かをやろうとした・何かを知った、そして行動も開始してる
④は無意識・有行動 → 何かをやろうとした。そして意識しなくても行動している状態。
ん? ④が習慣状態ってこと?
そうそう。④に至るまでに①~③がある。そこを乗り越えなければならない。
そうしなければ④の習慣に辿り着けということ。
え、アタシ③までやったよ。 「腹筋をしよう」「実際に腹筋をした」
これはOKだよね? なんで続かなかったのか?
それは下の図を見て。ちょっと書き加えたので。
②③は通称「不快ゾーン」と言われております。
②は「あー〇〇をやろうと思っているんだけど・・ なんかなぁ・・・ やらないか・・」と心のン方で思ってはいるけどやらないパターン。不快です。
③は「あー今日も〇〇かぁ・・やるかぁ・・・」と仕方なくやっているパターン。これも不快です。
あーまさに③はアタシだ・・・やらなきゃやらなきゃ、って思ってる。
そう、まさに②③にいる事が苦痛。そして習慣にもっていけない。なぜなら「不快」だから。
そして「不快ゾーン」の反対、「快楽ゾーン」もある。
あ、それって④の習慣でしょ?そこまでいったら「快楽ゾーン」なんでしょ?
たしかに。④の無意識・有行動は「習慣」 つまり快楽ゾーン。 だから「習慣」までいくとラクなんだよね。 でも、実はもういっこ「快楽ゾーン」があって…
ちょ!アタシ「やらないの快楽~」って言ってない!
でも、腹筋やるとか言って続きそうにないだろ?
結局やらなくなりそうだろ?
うっ・・
習慣ってそういうもの。続けた人だけが得られるのが習慣。
いろいろやったけど、続かない理由がハッキリしてきた・・・
あっ! 何かさ、コツとかないの?習慣にするためのさ。
OK。習慣の中身が分かったところで、最期にちょっとしたコツを紹介するね。
習慣化するために
ここからは少しでも習慣化の成功確率を上げるためのコツを発信していきます。
その前に失敗する流れを発表!
- 短い期間で成果を求めている
- 一気に大きなことをやろうとしている
- 自分1人でなんとかしようとしている
大まかに分けて、これがよくある失敗のもとです。1週間後の成果を求めてやるのが習慣ではありません。一気に大きな事・大量に習慣化しようとしてもムリです。自分1人でやると苦痛になりがちです。
なので失敗しないように一歩ずつが大事です。以下は習慣化のコツとなります。自分に合うものをチョイスしてやってみましょう。
- 何かの「ついで」行動で習慣化目指す
- 生活導線の途中に入れ込む
- 「量」を減らして、とにかく「継続」を優先
- 3の倍数の日などの限定実施
- ゴミの日と同じように曜日で実行
- 人と一緒にやる
- 決まった音楽や映像でテンションアップ
とまぁ、細かくもっと分けるポイントがあるけど、レベルがいろいろあるのでカンタンなのを載せてみました。
1の「ついで」は「朝、〇〇にするついでに〇〇する」といったプラスアルファです。
2の生活導線の途中に入れ込むは、トイレに行くときは〇〇を持っていく。とか、外に出る時はゴミを一つ片づける。みたいな感じです。
3はそのままです。大事なのは量より継続です。腕立て100回ではなく、10回を100日続ける方が偉いです。
4は「決まった日」 5は「決まった曜日」 といった実施する時を限定する作戦です。他にも寝る前・ごはんの後など「時」を決めるもの良いです。
6は自分だけでなく、知人と一緒にという作戦です。忙しくでも学校の部活にいくのは、みんながやるから自分もやるしかない、という「状況」を作っているからですね。
7の決まった音楽・映像を流すのは、まさにテンションアップ。「これが流れたらやるしかねぇ!」と自分を奮い立たせるクセをつけるのが目的です。
習慣については今後も発信していきますね。
結局「やるしかない」ってことだけど、「やりかた」はいろいろ作れるってことだね。
そだね。なにかをやろうとした時、かならず「最終目標」ばかりが頭に浮かんできちゃう。それが挫折の原因になってします。
とにかく小さいことでいいので、量よりも継続が大事。
わかった!ヨシ今日も腹筋やるかぁ!
その前に食う量を減ら(°o°C=(_ _;バキッ