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今回のお話は年の差恋愛、特に年の差婚について。恋にトシの差は関係ない?少し気になる内容です。
一昔前であれば男性年上・女性年下が主流でした。時が流れて同世代で結婚→現在はポツポツと見かける年の差婚。実際に自分がそういう状況になった時に、どう感じるのでしょうか?
ここからは「年の差があっての結婚」を重点的に解説していきます。
年の差カップル
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堤真一さん、ご存じですか?
堤真一(つつみしんいち)
1964年7月7日生まれ
2023年4月時点で58歳
俳優(演劇・映画・テレビドラマ)
出典:ウィキペディアより
ご存じイケメン俳優です。ご年配ながらもカッコいいですよね。
その堤さん。2018年、53歳の時点で16歳年下の一般女性と結婚したのです。
年齢差が16年と言えば、干支は1周してます。自分がハタチだとしたら、相手はまだ4歳だったということです。いわゆる年の差婚ですね。
日本の年の差婚の現状をもう少し詳しく説明します。
一般的に、日本では年齢差がある程度までならば特に問題視されることは少ない傾向があります。特に20代や30代のカップルでは、5歳から10歳程度の年齢差があってもそれほど珍しくなく、むしろ一般的です。また、男性が女性よりも年上であるケースが比較的多いですが、女性が年上であるケースも増えつつあります。
ただし、年齢差が大きい場合や、片方が未成年である場合には、周囲の人々や社会からの批判や懸念が生じることがあります。特に未成年者と成人との関係においては、法的な問題や保護者の同意が必要な場合があります。
また、地域や世代によっても価値観は異なります。地方の地域社会では、伝統的な価値観が強く、年齢差が大きい結婚に対して保守的な見方をする傾向があります。一方で都市部や若い世代では、より個々の幸福やパートナーシップの形を重視し、年齢差よりも相性やコミュニケーションの良さを重視する傾向があります。
結婚において年齢差がどの程度まで許容されるかは、社会の価値観や個々の価値観、そして関係者の意向によって大きく異なります。
最近の日本の年の差婚は?
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以下は平成30年のデータです。
- 夫が妻より10-19歳年上は3.8%
- 夫が妻より20-29歳年上は0.3%
- 夫が妻より30-39歳年上は0.03%
- 妻が夫より10-19歳年上は0.47%
- 妻が夫より20-29歳年上は0.02%
- 妻が夫より30-39歳年上は0.004%
数字を確認すると分かりますが「あれ?こんなもん?」と思えます。しかしコチラの数字。20年前と比べると変化があります。ストレートに言うと「年の差婚が広がりつつある」ということです。
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考えてみればそうです。同性愛も認められ、人種問題も撤廃されつつあります。好き同士なら年齢なんてどうだっていい。そんな感じになってきたのです。一昔前は世間体を気にして、アレはダメ・コレはダメと騒がれていましたが、現在はそうでもないです。言い換えるなら「年の差婚」も普通になりつつあります。
何歳差まで結婚OK?
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以下は何歳年上まで結婚OK?というアンケート結果です。
- 3歳年上まで 24.1%
- 5歳年上まで 38.2%
- 10歳年上まで 27.2%
- 15歳年上まで 1.0%
- 20-30歳年上まで 1.0%
- 何歳上でもOK 4.0%
- 年上は対象外 5.0%
- 3歳年上まで 4.5%
- 5歳年上まで 32.4%
- 10歳年上まで 36.5%
- 15歳年上まで 12.5%
- 20-30歳年上まで 6.0%
- 何歳年上でもOK 8.5%
- 年上は対象外 0.5%
こんな感じです。予想通り「女性は男性が年上というのはOK」が増えていきます。そして面白いのが「男性目線で女性の年上OK」もかなり多くいるということ。時代の変化と共に増えてきているようです。
- 男性も年上女性OKが増えてきている。
- 女性はもともと年上男性OKだが、その幅は更に広がってきている。
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今後は更に広がっていくの傾向と言われています。法的に問題ないのであれば自由なのですが、結局は友人・親などの世間体を気にしてしまう、というのが日本の文化でもあります。海外諸国は、日本ほど年の差婚を気にすることは無いようです。
幼少期の欠落感を埋める
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年の差カップルが増えつつあるわけですが、中でも目立っているのが「年上男性×年下女性」です。好きになった相手が、たまたま年上だったとい場合もあれば、決まって親に近いような年上男性に惹かれる女性もいます。
こうした女性の心理を表すものに「ファザコン」という言葉があります。あまり良い意味の単語にとられませんが、非常に深い心理なのです。
父親に対する強い愛情や執着を抱えている事を意味します。逆に、子供の頃に父親から十分に愛情を注いでもらえなかった女性が、年上男性を恋人にすることで満たされなかった想いを埋めようとする場合などがその例です。
他にも、父親の愛情や尊敬を深く感じて育ち、父親が大好きな女性は自分を大切にしてくれる人を正しく見抜く傾向があると言われています。
年上男性・年下女性
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ここからは、それぞれのケースで惹かれる心理を説明します。
まずは「年上男性×年下女性」のケース。
父親を求める▶ 父親からの愛情不足などにより、満たされなかった想いを恋人やパートナーで満たそうとする。
経験豊富で尊敬出来る▶ 年上ならでは豊富な人生経験・落ち着き感や包容力に魅力や頼りがいを感じる。
ギャップに惹かれる▶ 年上男性が魅せる子供っぽい一面に母性本能がくすぐられる。
子孫を残したいという本能から、繁殖能力が高い若い女性に惹かれる。
女性をリードすることで自尊心が満たされる。
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男性に多いのがこの考えです。マウントを取りたいという男性はまだまだ多いです。
年上女性・年下男性
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「年上女性×年下男性」のケース。
母性本能がくすぐられる▶ 年下男性が覗かせる未熟な一面や、若々しいパワーをほほえましく思う。
気楽に甘えやすい▶ しっかりした年上男性の前では見せられないダメな部分も気楽に見せられる。
守られたい・甘えたいとい欲求が満たされる。
年上女性に甘えられることで、自尊心が満たされる。
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年上女性について。以前は珍しかったのですが、女性の社会進出・自立によって増加傾向にあり、交際相手の年齢を気にする風潮も薄れてきています。
まとめ
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現在のカップル・結婚の年齢差について結論を言うと、「関係ない」という事が言えます。言い方を変えれば「自由になった」とも言えましょう。世間体などもありましたが、それは過去の話。「一緒に居たいは一緒に居たい」「好きは好き」でOKな世の中になったということですね。
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冒頭に紹介した堤さんの結婚後のコメントがあります。『若い頃に結婚していたら失敗していたと思う。今の年齢で様々な経験をして、今のパートナーに出会えたからうまくいっていると思う。』と。
自分が本当に家庭を作れる・守れると感じたのが50代だった、ともとれます。的をついている感じもします。若いうちに勢いで結婚して失敗するのなら、じっくりと考えしっかりとした結婚が出来ると感じるまで待つ。というのもアリです。
結婚前、恋愛のアドバイスとして以下の事もオススメします。
恋愛がうまくいかないと感じるのであれば、根本的な問題に目を向けるのもアリ。恋愛傾向には親との関係など、育ってきた家庭環境が影響している場合が少なくないのです。単純に男女の関係として見るのではなく、「年齢も意識したりと、少し違った角度で恋愛を見てみる」というのもいいかもしれません。
- 年の差婚はアリ
- 男性年上婚もアリ
- 女性年上婚もアリ
- むしろイケると思う年齢まで待つのもアリ
- ただし、恋愛の段階でしっかりと考える
- 最後は本人が良ければOK。周りは関係ない。
最後に年の差カップルの及ぼす影響も紹介しておきます。
- 経験や成熟度の違い: 年齢が異なれば、通常は異なる生活経験や成熟度を持つことになります。これは、パートナーシップにおいて相互に学び合ったり、異なる視点を持ち寄ることができる可能性を示唆します。
- 生活段階の違い: 年齢差があるカップルでは、生活段階が異なることがよくあります。例えば、片方がキャリアを重視している間に、もう一方が家庭を持ちたいと思っている場合があります。これは、コミュニケーションや目標の整合性に影響を与える可能性があります。
- 社会的圧力: 年齢差が大きい場合、周囲からの社会的な圧力を受けることがあります。家族や友人、社会全体からの非難や偏見を経験することがあり、これが関係に負担をかける場合があります。
- 興味や趣味の違い: 年齢が異なると、興味や趣味も異なることがあります。しかし、これは関係を豊かにすることもあります。お互いに新しい興味を共有することで、関係が深まる可能性があります。
- 将来の展望: 年齢差がある場合、将来の計画や目標について異なる視点を持つ可能性があります。これは将来の不安や課題をもたらす場合がありますが、コミュニケーションと相互理解があれば、乗り越えることができるでしょう。