繊細・敏感過ぎる人の特徴④

一般心理学
スポンサーリンク

繊細・敏感過ぎる人の特徴その4です。ひとまず特徴は今回までで、次回からは心構え・対処法を書いていきたいと思います。

1分以内に完了!無料会員登録はこちら
スポンサーリンク

他人事なのに

繊細過ぎる・敏感過ぎる人は、周りの人の気分や感情(喜怒哀楽)・雰囲気や気の強さに影響を受けてしまいます。

自分が叱られているのではないのに、他の人が説教を受けていると「何となく自分が言われているような気がする・なんか気分が悪くなる」といった気持になります。

また、周りの雰囲気が明るいとそれに共鳴するように、自分の心も明るくなります。

仕事をしていても勉強をしていても目の前で何をやっていても、周りの負の感情が入ってきてしまいます。自分の意志とは無関係に。そして、共感するように心が乱されイヤな気持ちになってしまいます。

それぞれの調律機

例えるなら、楽器の音合わせに使う調律機(音叉おんさ)は同じ周波数に同調し、空間を隔てて振動が伝わり共鳴試合ます。

それと同じ現象が起きていると言われています。人の心にも、区分や感情などに共鳴する調律機のようなものがあるとしたら、繊細過ぎる・敏感過ぎる人は普通の人よりも持っている調律機の種類や数が極端に多く、大きいものをもっています。

周囲の人10人が1人1つの調律機でいきているとしたら、繊細・敏感過ぎる人は5コも10コも調律機を持ち歩いているような状態です。それだけあったら「誰かの」「何かに」共鳴するというのは日常茶飯事なのです。

相手の心のある周波数が少しだけ振動したら、自分の中のたくさんの調律機のどれかがものすごく共鳴してしまう。

繊細・敏感な人は、とにかく「気づいてしまう」という特技を持っています。音楽を聴きながら・耳栓をしながら仕事をするのがOKという会社も増えてきましたが、まだまだごくわずかのようです。周りをシャットダウンしたいものです。

マイナス感情には特に共鳴

しかも、繊細過ぎる人・敏感過ぎる人は、マイナス感情の調律機(怒り・叱り・悲しみ・大声)ほど数も種類も多いと言われています。とても生きづらいのです。

普通の人は目の間にいる人の話を聞いて、感情の調律機がちょっと振動する程度なのですが、繊細過ぎる人・敏感過ぎる人は、遠くにいる人も直接話をしてない人の感情も意識せずに入ってきてしまうのです。

特に怒りや悲しみ・辛さ苦しみ、悩みを抱えた人のそばにいると、狙われたかのように相手の気分や感情をもらってしまうのです。マイナス感情の調律機が共鳴しないように考えたりもしますが、自分の想いとは別に反応してしまうのです。

普通の雰囲気・普通の会話ではなく「マイナスの感情・マイナスの雰囲気」を特に拾ってしまいます。いくらでも拾います。持てなくなっても拾い続けます。自分では制御出来ないのです。

気づかないうちに持っていた

多くの人・一般的な人は健全な環境で育ち成長する中で、自分と他人の調律機を区別する境界線が作られ、勝手な共鳴を防ぐ技や方法を自然と身に着けていきます。

しかし、繊細過ぎる人・敏感過ぎる人のように日々緊張にさらされて、勝手に心に侵入され傷つけられます。日々繰り返すうちに、自分を守る余裕もなく日常生活の中で共鳴を改善することはとても難しいのです。

いつからマイナス感情の調律機を、そんなにたくさん持つようになったかというと、生まれながら持っていることもありますが、育ちの中で共鳴を知らないうちに取り込んでしまった、という人も多いと言われています。

タマ
タマ

主は昔、「悪口言われてるみたい」というか、普通の会話も敏感に反応してたかなぁ・・

ポチ
ポチ

あるある。自分のことじゃないんだけど「自分だったらどうしよう」とか。

他にも「別の人のこと」がモロに聞こえてる時もすげー イヤな気分になった。

タマ
タマ

働いてからは「怒鳴っている人」がいたら最悪。怒鳴りが終わっても気持ち落ち着かない。なんで反応しちゃうんだろうね。

ポチ
ポチ

たまにだけど、そういう「怒鳴る人」の心臓になってみたい、って考えたこともある。まぁ今はそんなこと考えなくなったけどね。

1 2 3 4 5

タイトルとURLをコピーしました