依頼・誘いの断り方

一般心理学
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繊細過ぎる人・敏感過ぎる人へ向けての対処法を説明。

おさらい

繊細・敏感過ぎる人(HSP)は、病気ではありません。性格でもありません。気質です。直すことも可能です。世界中に5人に1人いると言われております。繊細・敏感過ぎる人はもちろんHSPを知る事が大事です。そして「繊細・敏感過ぎる人、じゃない人」もHSPを知って欲しいと思います。

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断ったら悪い気がする

繊細・敏感過ぎる人の特徴は前回までで少し書きましたが、今後もちょっとずつ追加していきたいと思います。

ここからは「断れない繊細・敏感な人への対処法」を発信していきます。ちなみにこれは「なんとかなるよ」や「気にしないで言えばいいよ」などという気軽論でもないですし、心の持ちようといった精神論でもありません。それを具体的に説明していきます。

断れない人というのは、「〇〇しておいてねー」 はい、わかりました。まぁ・・いま超忙しいわけじゃないから、受けてもいいかなぁ・・・

「この仕事おねがい~」 わかりました。断る理由もないし・・やっておくか。

ありませんか?自分が100%忙しいわけじゃないから受ける。出来ないことじゃないからやってあげる、といったケース。その結果「自分だけが忙しくなる。」それをしょうがないと言い聞かせる。

これが悪いケースです。タマやプラスもそういうタイプでした。

ポチ
ポチ

依頼を断ったら悪い気がしちゃう。

そもそもその考えが間違いだということに気づいたのは、すごい後のハナシ。

タマ
タマ

うん。自分で自分の首絞めてるんだもん。

仕事の話だけではありません。(コロナの影響で少なくなったかとは思いますが)どこかいくとか食事会とかの誘い。

「〇日空いてる?」 「う、うん」(空いてるって言っちゃった)

「食事会なんだけど来れる?」 「うん。」(誰来るんだろう??気になるな)

「AさんとBさんも一緒」 「あ、そうなんだ」(あー苦手な人だ・・行きたくない)

ホントは次の休みの日は、ひとりで過ごしたいなぁって考えてたのに…

結果、一緒に行ってもつまらない。そればかりか、「アナタは予定が空いてる時に誘えば来てくれる人」とインプットされています。

特に毎回アテにされている人は注意です。相手は完全にアナタをターゲットにしています(相手に悪気はありません) 

「yes」を繰り返すことで「この人は断らない」=喜んでくれているんじゃない?と勘違いしているケースも多いです。

深みにハマり囲まれてていく。

とにかく「yes」と言いがちな繊細・敏感過ぎる人は、言ってから後悔することが多いです。聞かれて十分に考えがまとまってないのに、先行して発する言葉は「はい」です。

これが自分を追い詰めていきます。

たしかに「断ったらなんか付き合い悪い人に見られる」とか「相手に悪い気がする」と考えてしまうでしょう。

しかし、先に書いたように相手は「インプット」していきます。そして、あろうことか「そういう人」が自分の周りに増えていきます。ああ恐ろしい。

「あの人誘えば来てくれるよー」

「あの人やってくれるよー」 「あの人断らないよー」

もう、がんじがらめです。 アナタを「断らない人」と判断する人がどんどん増えていきます。繰り返す事で更に深みにハマっていきます。

注意

とにかく断らないと「あの人は断らないオーラ」が周囲に充満していきます。積み重ねによって、周りは「断らないアナタが好きな人」でいっぱいになってしまいます。

素直を出して断っていい

そこで対処法を発信していきます。 

ズバリ「断っていい」です。 

え? そんなこと出来たら苦労しないよ~ それに断ったらこれから先、変なイメージ持たれるじゃん!

と考えてる方。安心してください。

今までは「断らないアナタ」が好きな人が周りに集まって来ていましたが、素直に断ることによって「断ることの出来るアナタ」を好きな人が周りに集まってきます。人間関係が入れ替わるわけです。

そして、その断り方。

最初の仕事の話だったら「2週間後なら手が空くのですが」といった言い方です。

この言い方だと、即座に✖を出しているわけではありません。実施、手伝ってもいいけど今の仕事を先に片づけてしまいたい。これを受けてしまったら、もっと忙しくなってしまう。という想いがあるハズです。

なので「〇週間後なら・来月なら・今やっている仕事が片付いたら」といった時間・内容を指定した上で丁重に断りましょう。

そして、この言葉を言う時はオドオドしちゃだめです。

ちょっと大きめな声で 
「あー来月なら少し落ち着くのですが今は無理ですー」

と、ハッキリとテンション高めで断りましょう!決してモゾモゾ小さな声で言ってはいけません。この断り方をすることで相手は「ダメな時はハッキリ断るんだな…」と相手に伝える事が出来ます。

タマ
タマ

半信半疑でやってみると相手は「あ、そなんだーわかったー」ってアッサリ引いていくのです。

食事の誘いなんかも一緒です。

「あー今月はちょっと忙しいんです!」

「来月だったらいいのですが今回は無理です!」

これも一緒で「笑顔」で「テンション高め」「ボリューム大きめ」で言ってくださいね。

大きな声でハッキリ断ることによって「嫌そうに断ってない」「誘いを悪く思ってない」と相手に思わせることが出来ます。

断る時のポイント
  • テンションは高めに断る
  • ちょっと大きめの声で断る
  • 今は忙しいを伝えて断る
  • 未来(来週・来月)ならOKと言いつつ断る
  • オーバーアクションで断る

素直な断りを続けると

そして、その「素直な断り」(テンション高め・声大きめ・〇週間後なら)を続けていくと、先ほど周囲にいた「断らない人を狙っていた人」が減っていきます。

これであなたは、ホントにOKな時だけyesを言えばいいのです。

そればかりか「素直な断り」を続けると、「断っているアナタを好きな人」が周りに増えていきます。

「アイツ、付き合い悪いな」と感じる人はアナタの周囲からは減っていきます。ホントです。

まとめ

確かに依頼・誘いを断らないひとは「いい人」です。しかし、それが自分の苦痛になるなら「いい人」を演じるメリットはありません。デメリットしかありません。

「いい人」の仮面をかぶって生きていくと、そのままの日常がこれからも続いていきます。他にやりたいことがあるなら、ホントは断りたいのなら、素直に断りましょう。

ポチ
ポチ

意外と最初だけです。「大丈夫かな。こんな断り方して…」なんて考えたのは。

慣れると普通に断ります。断ったところで自分が不幸になるわけではないし。

むしろ断らない方が辛い日常になってしまう。

自分の人生なんだから好き勝手言ってOKですよ。

断るのが苦手な繊細・敏感過ぎる人。

ちょっと挑戦してみてはいかがでしょうか?

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