こんにちは。タマ(@tamapurablog)です。
今回は人気アニメ「チェンソーマン」の名言、第五話の中から深堀を紹介致します。
チェンソーマンあらすじ
※ウィキペディアから引用しておりますが、後に更に簡単なあらすじを記しておきます。
お急ぎの方はタマとプラスの説明を見てください(引用の下にあります)
悪魔と呼ばれる存在が日常に蔓延る世界。少年デンジは死んだ父の借金を返すべく、「チェンソーの悪魔」であるポチタと共に、悪魔を駆除する「デビルハンター」として生計を立てていた。しかし借金は中々減らず、ごく普通の日常を願いながら、叶えるには到底届かなかった。ある日、デンジは仕事を斡旋していたヤクザに騙され、「ゾンビの悪魔」によって殺害されてしまうが、ポチタが心臓となったことで復活。「チェンソーの悪魔」へと変身する力を手に入れたデンジはゾンビの集団を一掃し、現場に駆け付けた公安のデビルハンターであるマキマに導かれ、その身を管理されることになる。東京の公安本部へ移ったデンジは、マキマの命令を受けて先輩の早川アキ、デンジのバディとして選出された「血の魔人」パワーと同居する。公安ではかつて5分で120万弱の人を殺した「銃の悪魔」の討伐を掲げており、デンジは仲間たちとともに様々な敵と戦いを繰り広げる。やがてデンジは悪魔でありながら人々のために戦う姿が話題を呼び、次第にヒーローとして扱われてゆくことになる。
引用:ウィキペディア
人が悪魔をやっつけなければならない世界です。そこでは悪魔と契約して自分の能力として強化することも出来ます。
(契約出来る悪魔と出来ない悪魔がいます)
主人公も飼っていたペット(チェンソーの犬=悪魔=ポチタ)と契約し変身出来るのです。
主人公は16歳で多額の借金をしていました(親が残した借金)
ペット(悪魔=ポチタ)を使って悪魔退治で生計を立てていたのですが、依頼主にダマされて主人公もポチタも死んでしまいます。しかし、飼っていたペット(悪魔の犬=ポチタ)と契約し同化。悪魔退治をするチェンソーマンに変身可能となり蘇ったのです。
そこから悪魔退治の公務員のような仕事につき、様々な戦いをしていくのです。
悪魔退治という戦闘が多々ありますが、その中で16歳の葛藤(かっとう)・悩みが所々に出てくるのが面白いのです。
同世代が見て面白いのですが、大人が見ても「人生は何か?」というのを考えさせられるフレーズが多いのでオススメのアニメです。
名言 第5話から
それでは名言です。アニメ版の第5話から紹介します。
少し淫らな内容ですが解説致します。
主人公がずっと抱いていた夢、「胸を揉みたい」というものがありました。(ん?
見事にミッションをクリアし、「胸を揉む」という願いを叶える事が出来たのですが、後味の悪いものだったのです。
そんな放心状態の主人公が放ったセリフがコチラ↓
俺は…
ずっと追いかけていたものを やっと掴んだんです。
でも、いざ掴んでみると そんなモンは俺が思っているより大したことなくて…
もしかしたら、これから俺がまた違うモンを追いかけて掴んだ時も
追いかけていたころの方が幸せだったって思うんじゃねーかって。
そんなのクソじゃないですか。
実はコレ…
本当に・そのまんま・単純に・先に記した通り「女性の胸を揉みたかった」という夢が叶ったあとのセリフなんですよ。
え…
それって、ただのエロじゃないの?
そうなの。そうなんだけど、これがまた奥深いの。
ホントかよっ!
それは以下で説明しますね。
燃え尽き症候群
主人公は「女性の胸を揉みたい」という願望がありました。
「ドキドキ」もあったでしょう。「女性に触りたい…」「胸を揉みたい…」「もしも、自分が胸を揉んだらどうなるのだろう…」なんて事を考えながら暮らしていたのです。16歳ですからね。
しかし、いざ願いが叶った時の感情はどうでしょうか。
「え」「なんか違う」「これが欲しかったのか?」「たしかに目標は達成したが…」
これを現代に置き換えると「燃え尽き症候群(もえつきしょうこうぐん・バーンアウト)」に近い状態であると言えます。
セリフの意味
主人公は「胸を揉むため」に必死になって戦っていた。しかも達成した時には「大きな感動」や「達成感」もなく、「こんなもんか」という気持ちになってしまった。
そうなのであれば、これから「何か目指しても・何かの為に動い達成したとしても、同じような感情をもってしまうのではないか?」という葛藤(悩み)に直面してしまった時に言ったセリフ。
ならば 達成した時の感情よりも、その為に一生懸命動いてた頃の方が幸せだったのではないか?
それはそれで馬鹿げてるよね? ということです。
日常に多々あるが対策は?
これは わかるわー
たしかにあるあるだな。
何かを追いかけてる時って必死だから、それはそれで幸せなのかもしれない。
でも目標達成が本当の幸せなのに、叶った時の感情が「追いかけている時より小さいもの」だと知った時は…
まぁ、やる気うせるわ…
主人公のセリフ(名言)の解説はここまでだけど、以下はアニメ内の対策と皆さんが日常で同じような事が起きた時にどうするか?そうならない為にどうするかを載せておきます。
アニメ「チェンソーマン」の中では主人公の脱力感に対して、上司である女性(マキマ)が新しい目標を課すのです。※新しい胸(マキマの・自分の胸)を目標に使うのです。
「悪魔をいっぱい倒したら、願いを何でも叶えてあげる。何でもね」
おお!良い上司じゃないか!
新しい女性の体(°o°C=(_ _;バキッ
つ、つまり、部下が抜け殻にならないように、上司である女性(マキマ)が新しい目標を設定してくれたのです。
新しい目標が出来るという事で燃え尽き症候群を回避出来ます。
リアル人生の中では、達成した時に新しい目標を作るのではなく、いかなる時も第2目標・第3目標を事前に作って置く事が大事です。そして、ノルマと取らずに「コツコツ・一歩ずつ」動き続ける事がモチベ維持・バーンアウト回避に繋がるのです。成長は大事ですが、完璧なゴールを設定してしまうと、その後が続きません。
伝えたいコトがあったのでは?
さて、この「チェンソーマン」でのセリフですが、様々な意味が隠されているような気がします。
もちろん単なるセリフの一つと言ってしまえばそれまでです。
しかし、これから目標持って生きていく若者が受ける感情・幾多の山あり谷ありを繰り返してきた年配が受ける感情。どちらも良い意味にとれるのではないでしょうか?
今回のまとめ
ということで今回はチェンソーマンのセリフを深掘りしてみました。
これは奥が深いな…確かに共感するモノがあったわ。
目標行動・達成など、日常でで様々な感情が出てくると思います。それってそこで終わったらもったいないと思います。タマ自身もやはり若い頃の後悔もあります。同じように「ここまでやった」という感情が先行して、動きを止めてしまったということもありました。あの頃は考え方甘かったと思います。
これを読んでいる方(若年層・年配者問わず)は、目標を持つという事と、その後を考えてみる時間をとってみてはいかがでしょうか?少し違った未来が見えてくるかもしれませんよ。
そんな角度でも見せてくれる「チェンソーマン」
是非オススメしますよ。
最近のアニメはね、単純に面白いというだけじゃないのが多い。
すごく今の時代にあった名言をくれる。そういうのも気にしながら見てみると面白いかもね。
今回の記事はここまでです。ではまた。
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