そこまで自尊心が欲しいのか

コラム・日常
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プラス
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こんにちは。

「あけましておめでとう」をいつまで言えばいいのか分からないプラスです。

今回のお話は「自尊心」についてです。日常であったことです。

自尊心=自分が尊い(とうとい)・自分が優秀だ・周りに認められたい・リスペクト、などの意味があります。ある意味プライドとも言います。

仕事仲間で話していた時に「そこまで認められたいの?」という事があったので紹介します。

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誰しもが欲しい自尊心

確かに認められたいですよね。自分が一番でありたいですよね。誰もがそう思います。

人間は自尊心のかたまりです。

しかし、人望がある人は自尊心を後回しにするのです。要するに配る方にまわるワケです。

ビュッフェ・バイキング・食べ放題で例えると、料理を提供する側です。

自分で食べたいという気持ちもありますが、その前に料理を周りの人に振る舞ってくれる人。そんな人が人から尊敬され好かれるのです。人望がある人は自尊心を後回しにするのです。

何度言っても「ソレ」をわかってくれない人もいるようで…

周りにさらけだす自尊心

先日とある集まり職場でありました。

プラスと後輩A・その後輩の後輩が4人ほどです。

問題になるのは後輩Aなので、少し補足を。

後輩Aは数年前にプラスの下で働いていました。プライドが高めな人間でした。もちろん、良い部分もたくさんありますが、どうしても「自慢好き・上から目線」になりがちなのです。結構な時間をかけて教育した訳ですが、2年ほど前に異動となり、プラスとは別の仕事場になったのです。

人間の成長は非常に不安定で、「モノ・習慣化」になっていないと、監視がなくなると元に戻ってしまう事が多いです。後輩Aに関しても不安視していたのですが、まさにその通りになってしまったのです。

自分はスゴイ・自分が知っている・自分が偉い・自分がさっき学んだ事を部下に自慢する。非常に残念ウワサが聞えてきていたのです。

そんな中、久しぶりに会っての今回の集まりです。

Aは周りの(自分の)後輩に言います。

後輩A:〇〇って知ってる?△△ってことなんだよ。

 他の後輩:へぇ~そうなんですか。

プラス
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(仕方なく頷いているんやん)

後輩A:〇〇についてどう思う? □□だけど、どう考えてる?

 他の後輩:ちょっとわからないですね…

後輩A:それはね、〇〇なんだよ? それ知らないとヤバイよ?

プラス
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(お前、今の部署に異動しなかったらソレ知らなかっただろ?)

後輩A:やっぱりさ、俺も失敗してきたけど学んだよ。

プラス
プラス

(いまも失敗してんだよ)

とまぁこんなカンジです。

それを聞いてプラスもあきれてしまいました。

(俺の教育はムダだったのかなぁ・・)

人間は2種類にしかわかれません。「学んで自分のモノにする人」「学んでも自分のモノにならない人」 これだけです。Aは後者というわけです。寂しいですね。

何度でも言うさ

しばらくそんな自慢大会が続きました。15分ぐらいでしょうか。そろそろプラスも限界です。時は来たり。

プラス:あのよぉ、ちょっといいか?

「お前さ、まだそんな事言ってんの? 今お前が言った事って、今の部署で学んだ事だろ? てめぇの知ったばかりの知識を後輩にバラまいてんだよ?」 (怒鳴りはしませんよ。語りかけ指導です。)

一気に場が凍りつきます。

「お前がさっき学んだ知識を聞いたところで、後輩は何も響かぇねえぞ?」

A:・・・・・・

「何回も言ったよな? 年齢を重ねたや奴が、やったらいけない事。 昔話・説教・自慢。 ここぞとばかりで言いやがって。 見ろよ、周り。聞きたくもねぇ話聞かされて仕方なく頷いて。 気づかねーのか? お前が話したい事だけ喋りたいならオウムにでも言えや。」

他、諸々5分はAに対して言いましたね。付け加えますが、Aとはかなりの時間を一緒に過ごしていたから言えるのです。 これが他の接点のない人間だったら、そこまでは言いません。 自分が時間をかけた、育ってほしい、その気持ちでずっと一緒に仕事をしてきた。その自負があるから言えると思っています。

自尊心とは…

公開指導タイムが終わり、場の空気は変な感じになりました。

とりあえず、Aだけにその場から去るように命じます。

残った後輩には説明をしておきます。

「すまんな、変なとこ見せて。 自慢話もつまらなかっただろ。悪いな。 だけどあいつも悪気はなかったので許してくれ。」

他の後輩:慣れているので大丈夫ですよ。

(慣れさせてしまっていたのも怖い…)

他の後輩:でも、Aさんやっぱり人気ないから… 上司にも嫌われているみたいだし… プラスさんと一緒にやっていた時とは別人ですよ。

「そうか…」

ひとまず集まりは終了です。Aに対しても近々いろいろと話したいと思います。しかし、あれだけ同じ時間を過ごしても変化しきれなかったA。人の指導とは、教育とは何なのか?ゴールはないのか?いつまでやればいいのか。成長しないかもしれない人に導く必要はあるのか?無駄な努力ではないのか?

プラスの中では様々な感情がグルグルします。

Aはこれからもあのままなのだろうか。 もしかしたら言わなかった方が良かったのでは? Aはそのまま気付かない方が人生幸せだったのでは? 

人間世界では自尊心がトラブルを生み続けます。 ネット・SNSもそう。コメントだなんて自尊心合戦です。自分が・自分が。そういう感情があるから人間が成長する、という考えもあります。しかし、それは対人間感情を悪化させる原因でもあります。大きな話でいったら戦争もそうです。

そういう事を考える自分がいて、すこしやるせなくなる。

他の人が聞いたら、しがない内容なのでしょうが。なんかなぁ…と。

そんな正月明けの一日でした。

タマ
タマ

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